ルソー研究 桑原武夫 コレクション

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ルソー研究 桑原武夫ルソー18世紀の思想家主な概念 一般意志、自己愛、自尊心、人間本性、児童中心主義教育、市民宗教研究分野 政治哲学、音楽理論、言語の起源、教育哲学、文学理論、自伝、植物学学派  百科全書派、社会契約説、ロマン主義ルソー研究 桑原武夫フランス文学者で批評家の桑原武夫。幼い頃から培った歴史、文化に対する深い教養と、世界各地を歩いて得た現実的な見識で数多くの提言を遺した。明治37年福井県敦賀市生まれ。父は近代東洋史の権威で京都帝国大学教授の桑原隲蔵(じつぞう)。5歳から京都で育ち、早くから東西の書物に親しむ。大学ではフランス文学を専攻し大学院へ進学後、仏文学者の道を歩む。その一方で、登山家として、戦時下で軍部のやり方を批判する「回想の山々」を発表するなど批評精神溢れる文章を発表した。その名が世に知れる契機となったのは昭和21年に発表した批評「第二芸術論」。日本の伝統文化が戦時協力の体制にあったにも関わらず、反省もないまま戦前同様の文化を発していると、現代俳句を例にとって痛烈に批判した。「戦後民主主義の中で生まれる文化とは」という桑原の問いかけはその真意が十分に伝わらないまま、世論を敵に回すこととなった。しかし、桑原は心折れることなく、新しい日本の力となる研究者たちを育てることを目標に、京都大学人文科学研究所の建て直しに参画。「才能がある者なら誰でも抜擢する」が口癖だった桑原は、当時26歳だった鶴見俊輔を助教授として在野から招聘。また『ルソー研究』に代表される分野を超えた多角的な研究手法‘共同研究’を定着させる指導者としても、学閥や分野・思想に縛られない自由な学びの場が独創的で優秀な者を育てると考え、学生が様々な研究会に自由に参加・交流できる体制を整えることに尽力した。新しい日本を―と学問の場で闘い続けた桑原の思いが語られる。#ルソー #桑原武夫 #岩波書店 #文学研究 #フランス文学 #RousseauJeanJacques #Rousseau_Jean_Jacques #本 #哲学/哲学 #エミール#プリン思想・哲学 #プリン文学経年キズ、ヤケ、シミなどあります。ご理解のあるかたのみ、よろしくお願いいたします。

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