伯母から引き継いだお品で、制作年代は1878年から1890年頃だと思われます。トリムのカラーはルビートンキンの様な少しブラウンが入った様なお色でリーフ柄の精細な金彩は22金が施されていて、部分的に盛り上がっいる部分は幾重にも22金を塗り重ねて仕上げられたとても手間がかかる技法で焼成も何回も行われた様です。状態は金彩に軽めのスレはございますが剥げや変色は無く、ルビーのトリムは目立たない薄い小キズが有るものの綺麗だと思います。白磁部分はカップ底に目立たない薄いスレはございます事、ソーサー中央部に小キズ(画像7.8)がございますが総体的にとても良く、艶もあり、アンティーク品だとは思えない良い状態でございます。【サイズ】カップ：口径9.8cm　高さ4.7cm　　　　ソーサー：直径14.5cm 高さ2cm