モーリスのカスタム品で、ハカランダ単板のドレッドノートです。手工品で高級感があります。　長年愛用しましたが、最近趣向が変わり弾かなくなってきましたので手放そうかと思います。　スペックですが、表板: スプルース単板(おそらくシトカ)裏板、側板: ハカランダ単板指板、ブリッジ: 黒檀か縞黒檀かハカランダネック: マホガニー2ピースバインディング: おそらくメイプルチューナー: シャーラーナット幅実測: 約42.5mm12f指板幅実測:約53mmネックシェイプ: 薄めのCシェイプとなっています。　1999年に新品で購入。ショップオーダーのカスタム？のような1点ものでした。モーリスのビルダーさん作とのことでしたがサインはありません。　購入時、既に2箇所裏板のクラックリペアをほどこされていた状態でした(目だちません)。ネック接合部（指板接合部、サウンドホール付近）もリセットか何か処理がなされたような感じもありますがこれも購入時からです。買ってからの目で見える変化は無いです。また、トップに若干の膨らみがありこれらも当初からです。その後ブリッジ剥がれのリペアをしたことがあり、現状また少しだけ剥がれがありますがまだ使用には支障ないです。また、トラスロッドの余裕はあとわずかです。楽器店で調整時に、わずかに元起きがあるとのことでしたが私は気になりません。ねじれは無いです。　弦高は12f1弦側1.9mm、6弦側2.2mmくらいと弾きやすい状態です。フレットは元々背が低いタイプのもので、さらに若干すり合わせしています。　ボディのフィニッシュはラッカーですがネックはサラッとしてます。　その他、当て傷や擦り傷などは年代相応にありますが全体にそこそこ綺麗さは保っていると思います。今後も長期使える思います。　音はハカランダ単板らしく、ややドライながらも非常に深みのある響きです。ギター講師や楽器店からもすごく良い音と言われてきました。ネックは細め&薄めで手の小さい人に特にマッチしそうです。　ケースは購入時付属のハードケースで、店員さんからメーカーを告げられましたが忘れました。表記もないのですがSKB風です。　値段は安めに設定したつもりです。どなたかの手元で活躍してもらえたらと思いますが気が変わって取り下げたらすみません。